運動をする際にどうしても
ヒザがピーンと伸びきってしまう人は一定数いるかと思います!
今回は、伸びきってしまう膝が自然に曲がる、膝を緩めるには
どうすればいいのかを具体的に説明したいと思います。
結論
伸びきってしまう膝を緩めるには股関節を外旋してやればOKです!
※股関節の外旋=膝の皿を外側にむけること
順を追って説明していきます。
❶ためしに
脚全体を地面につけるのが難しいような高い椅子に座った状態で
膝を最大限伸ばしてみて下さい!
※椅子が高くなくても、膝を伸ばし切ったときに地面に足が付かなければOKです
しっかりと膝を伸ばし切れていれば
つま先が外側に向いているはずです。
これは、身体の構造上無意識に起きることで
膝を伸ばし切ろうとした際、すねの骨が外側に回りながら膝にロックが掛かります!
「スクリューホームムーブメント」と検索してもらうと説明文が出てくると思います。

❷次に足を地面につけて真っ直ぐ立った状態で
膝を伸ばし切ってみてください!
どうでしょうか?
膝の皿が内側に向いたと思います。
これは地面に足を付けているとつま先が外側に回っていくことが出来ないので
代わりに膝の向きが内向きに変化しただけで起きたことは同じです
※スクリューホームムーブメント
膝の皿が内側を向く=股関節内旋の状態
であり、地面を地面に足をついた状態で膝を伸ばし切ると
股関節が内旋されてロックされるという事です。
↑左側の写真は膝を伸ばし切っていない状態
右側の写真は膝を伸ばし切った状態
少し見にくいですが、右側の写真の方が膝の皿が内側を向いています。
❸今度は、地面に両足を付いて立ち膝を伸ばし切った状態を作ってください!
そこから膝の皿を外側に向けるように力をかけてみて、股関節を内旋状態から
外してください。
※難しければ、自分の太ももを掴み外側に回してもOK
左の写真は、膝を完全に伸ばした状態
真ん中の写真は股関節の外旋で膝が緩んだ状態
右の写真は手で太ももを掴み外側に回すイメージ図
どうでしょうか?特に意識しなくても膝が曲がった、緩んだと思います!
膝が伸びきってしまう、どうしても曲がらないという場合には
❸の膝を伸ばし切った状態から股関節を外旋させて
膝を緩めるという事を練習してみてください!
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