首こり、肩こりは多くの方が抱える身体の悩みだと思います。
「肩や首が凝る」という際に多くの人が
ここが凝ると言って触る場所は「僧帽筋の上部繊維」です。
僧帽筋は、上部、中部、下部の3部位に分けられます。
僧帽筋の上部繊維は、自分の肩甲骨や腕の重さを支えたり
手に持った荷物やカバンの重さなどを絶えず支えるために
働いていますので、酷使され硬くなりやすい部位となります。
↑の動画のように腕や肩甲骨を「持ち上げてもらう」
という動作を繰り返すことで、僧帽筋は緩めていくことが出来ます。
持ち上げるではなく、「持ち上げてもらう」受け身の動作になる事が重要です。
能動的に持ち上げると僧帽筋が力を発揮するのでリラックスするのは難しいです。
ここで少し突っ込んだ話をしますと
僧帽筋の上部繊維は肩甲骨を持ち上げる働きだけではなく
首を傾けたり、回したりする動きにも関係します。
右側の僧帽筋上部繊維は
肩甲骨を上げる、首を右に傾げる、首を左に回す、首を後ろに反らす
という動きをした状態でもっとも短く縮んだ状態になります。
(左側の場合は、肩甲骨を上げる、首を 左に傾げる 右に回す 後ろに反らす)
筋肉を緩める、リラックスさせるには筋肉を短くした状態で
その筋肉が担当する動きを他動的にしてやる、その姿勢に保ってやるのが
コツだったりします!
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